1月, 2011 のアーカイブ

マンU・コーチングセッション 報告4

パク・チソンの気合いのヘッドでアーセナルに勝利した頃
4会場での素晴らしい講習会の余韻が残る中、トニーはマンチェスターへと帰って行きました。
ウェズ・ブラウンやウェルベック、フレッチャーなど彼らを幼い頃からずっと見守ってきたトニーの話には容赦ない世界を戦う戦士を育成していくために、逆に必要な「暖かみ」がありました。
「あいつはいつも笑ってた」
現在はローン移籍によりサンダーランドでプレーしているダニー・ウェルベックをまるで自分の息子のように話してくれました。
僕は意地っ張りで、こうして毎回来てくれたトップクラブアカデミーのコーチ陣に「通訳」と思われるのが嫌で(通訳なのに 笑)僕のコーチとしての考えを沢山話す。
そうすると彼らは決まってスイッチが入り2倍ぐらいの話をしてくれる。
最近思うんですが、コーチっておしゃべりで、言いたがりで、なんか万国共通な気がしてきました。
サッカー好きなんだよね。大好きなんだよ。
マンチェスター・ユナイテッドはサッカーへの愛情に加えてクラブが一つの家族のようになっている。

日本滞在4日目の朝、ホテルの朝食に「朝カレー」ってのがあったから僕は注文してみた。
横でトニーがニヤニヤしながら携帯でメールを打っている。
「朝からカレー食うやつ初めて見た。これは報告しておこう(笑)」とユナイテッドのコーチ陣に本当にメールを送った!
僕が次に向こうに行くときは、「コーチ」でもなく「通訳」でもなく「朝からカレーを食ってるやつ」なのかもしれない。。
くだらない情報だけど、みんなと共有したい。
そんなニヤニヤ顔の奥に暖かい家族を見たという事です。
いや、もっと深い話だなあ。これは。
各カテゴリーの専門家が選手一人一人を育てていくためにそのシステムにおいてもチームワークが必要だし、それは60年も前から受け継がれた伝統の雰囲気だと思う。
今まで様々なコーチ陣とお会いしてきたけど、これほどまでに家族感があるのはユナイテッドに他ならない。
「ダロン(フレッチャー)は昔っからハートが強くてハードワーカーだった」チャンピオンズリーグに出て活躍するようになってもいまだによく話をするらしい。
「選手とスタッフの両者の意見のコラボレーションによってフットボールは成り立っている。なのにいつの間にかコーチがどれだけ伝えるか、の話になってはいないか?」
マンチェスターユナイテッドで25年、試行錯誤してきて気づいたことの一つ、「選手ともっと話そう」。
選手の判断を理解すること、選手のチャレンジを知ること、選手の失敗や成功を知ること、そして初めてコーチは選手にとって最高のチャレンジの場を設定することができる。
だから話さないと。彼らの意見にもっと耳を傾けないと。
当たり前だというコーチも沢山いると思う。
僕も「その通り」としか思わない。
でも、貫けるかな?
彼らがあまり反応がないと慌てて指導し過ぎてしまってはいないか。とてつもない忍耐力が必要ですよね。
上辺だけではない選手への信頼も必要。余計な手を貸してしまい彼らの力で失敗を克服する時間を奪ってしまっているかもしれない。
それもこれも彼らを理解し同じ目線に立てるかだったりします。
最近選手のコミュニケーション能力が必要だと、様々な指導現場で取り上げられていて、いろんな工夫をしています。
選手が言いたいことを言えるように、自分を表現できるように、など。
でもコーチの皆さん、できれば一緒に考えましょう。
僕らコーチのコミュニケーション能力も大事ではないでしょうか。
Naoto Kojima


マンU・コーチングセッション 報告4

パク・チソンの気合いのヘッドでアーセナルに勝利した頃
4会場での素晴らしい講習会の余韻が残る中、トニーはマンチェスターへと帰って行きました。
ウェズ・ブラウンやウェルベック、フレッチャーなど彼らを幼い頃からずっと見守ってきたトニーの話には容赦ない世界を戦う戦士を育成していくために、逆に必要な「暖かみ」がありました。
「あいつはいつも笑ってた」
現在はローン移籍によりサンダーランドでプレーしているダニー・ウェルベックをまるで自分の息子のように話してくれました。
僕は意地っ張りで、こうして毎回来てくれたトップクラブアカデミーのコーチ陣に「通訳」と思われるのが嫌で(通訳なのに 笑)僕のコーチとしての考えを沢山話す。
そうすると彼らは決まってスイッチが入り2倍ぐらいの話をしてくれる。
最近思うんですが、コーチっておしゃべりで、言いたがりで、なんか万国共通な気がしてきました。
サッカー好きなんだよね。大好きなんだよ。
マンチェスター・ユナイテッドはサッカーへの愛情に加えてクラブが一つの家族のようになっている。

日本滞在4日目の朝、ホテルの朝食に「朝カレー」ってのがあったから僕は注文してみた。
横でトニーがニヤニヤしながら携帯でメールを打っている。
「朝からカレー食うやつ初めて見た。これは報告しておこう(笑)」とユナイテッドのコーチ陣に本当にメールを送った!
僕が次に向こうに行くときは、「コーチ」でもなく「通訳」でもなく「朝からカレーを食ってるやつ」なのかもしれない。。
くだらない情報だけど、みんなと共有したい。
そんなニヤニヤ顔の奥に暖かい家族を見たという事です。
いや、もっと深い話だなあ。これは。
各カテゴリーの専門家が選手一人一人を育てていくためにそのシステムにおいてもチームワークが必要だし、それは60年も前から受け継がれた伝統の雰囲気だと思う。
今まで様々なコーチ陣とお会いしてきたけど、これほどまでに家族感があるのはユナイテッドに他ならない。
「ダロン(フレッチャー)は昔っからハートが強くてハードワーカーだった」チャンピオンズリーグに出て活躍するようになってもいまだによく話をするらしい。
「選手とスタッフの両者の意見のコラボレーションによってフットボールは成り立っている。なのにいつの間にかコーチがどれだけ伝えるか、の話になってはいないか?」
マンチェスターユナイテッドで25年、試行錯誤してきて気づいたことの一つ、「選手ともっと話そう」。
選手の判断を理解すること、選手のチャレンジを知ること、選手の失敗や成功を知ること、そして初めてコーチは選手にとって最高のチャレンジの場を設定することができる。
だから話さないと。彼らの意見にもっと耳を傾けないと。
当たり前だというコーチも沢山いると思う。
僕も「その通り」としか思わない。
でも、貫けるかな?
彼らがあまり反応がないと慌てて指導し過ぎてしまってはいないか。とてつもない忍耐力が必要ですよね。
上辺だけではない選手への信頼も必要。余計な手を貸してしまい彼らの力で失敗を克服する時間を奪ってしまっているかもしれない。
それもこれも彼らを理解し同じ目線に立てるかだったりします。
最近選手のコミュニケーション能力が必要だと、様々な指導現場で取り上げられていて、いろんな工夫をしています。
選手が言いたいことを言えるように、自分を表現できるように、など。
でもコーチの皆さん、できれば一緒に考えましょう。
僕らコーチのコミュニケーション能力も大事ではないでしょうか。
Naoto Kojima


耳が聞こえなくても

現在はフットサル選手として、私と同じ Aventura川口 という埼玉のチームで脅威な左足を武器に活動中。
チョコが大好きでおちゃめな彼女のその名は濱田梨栄(はまだりえ:通称 りん)。
私のチームメート、りん。彼女は耳が聞こえません。
今回の記事のために、彼女にお願いして様々な想いを綴ってもらいました。
以下、彼女の言葉です。
1984年10月11日  鹿児島県生まれ
家族構成:父、母、自分、妹、弟
学歴:鹿児島聾学校→筑波技術大学(旧:筑波短期大学)
幼い頃、父親とよく遊んでいたおかげでスポーツ(特に球技)が大好き。
障害を知ったときの気持ち、葛藤について良く聞かれるが、生まれつきなので、何とも思っていない。(笑)聴者とは違うと感じることはあっても、ハンディキャップだとはあまり感じない。ピッチ上で聴者と一緒にプレーしてゴールを決めたときは、「私でもやればできるんだ!」って嬉しく感じる。
サッカーとの出会いは、小学校のとき。毎日昼休みにサッカーをして遊んでいた。そして、2009年のデフリンピックに向けて2006年にサッカー女子日本代表の活動がスタートし、それから本気でやり始めた。
フットサルとの出会いは大学で。大学に入って2年間バスケをしていたけど、フットサルの面白さに惹かれてからバスケ部を退部した。フットサル部に入部して、大学を卒業した後もOGのチームに入って楽しんでいた。最初はエンジョイとしてやってきたが、私にとっては物足りないと感じ、”SORD” (ソード)というデフチームに入り、いろんな大会で活躍した。もっと上手くなりたいと思い、今年Aventura川口に移籍した。

現在デフフットサル日本代表に選出されていて、今年11月に開催される【世界ろうフットサル選手権】( in スウェーデン)でメダルを獲得することを目指している。デフサッカーは今はやっていないけど、ボールを蹴る楽しさは変わらないので、ろうの子供たちや友人にもサッカー/フットサルの楽しさ・魅力を知ってもらうために選手としてこれからも頑張っていきたい!!
りん、そして、ろうサッカー/フットサルに励まれている選手のみなさんへ
NIKE ELITE TRAINING ヘッドコーチ リー・マンソンより一言です。
「フットボールは、年齢、人種、性別、国籍など全ての境界線を越える。そして、フットボールは教えてくれる。自尊心、スポーツマンシップ、困難にぶつかる事と乗り越える事、チームワーク、身体的そして精神的な成長。そして、それらを通して、自分に自信を持つ事。僕が考えるフットボール哲学は、耳が聞こえても聞こえなくても一緒だ。Play the Game」


C級リフレッシュポイント講習会レポート

今年でNIKE ELITE TRAININGは4年目に突入しましたが本当に多くサッカーに関わることができてきました。
今回は埼玉県サッカー協会のご協力いただき、C級リフレッシュ講習会を企画。
当日は約20名の指導者の皆さんにNIKE ELITE TRAININGを実感していただきました。
午前中は越谷市U15、午後は越谷総合技術高校の選手に対してのトレーニング。
普段のNIKE ELITE TRAININGと違い選手達は少し緊張ぎみ!
しかし、トレーニングが始まってしまえば関係ないって感じでトレーニングに集中していきました。
トレーニングを進めていく一方で、指導者の皆様に説明していく。
キーファクターやプレーについての説明など様々!
もちろんリー・コーチのギャグも炸裂しながらの説明になりました。

今日のトレーニングでも、常に選手達には失敗するかしないかのギリギリの要求しトレーニングを進めていきます。
中学生も高校生も本当にチャレンジし、失敗を恐れる事無く上手くなろうとしている姿に見学している指導者も少しびっくりしている様子でした。
最後の質疑応答も、様々な質問が!
今日のトレーニングのことや、自分のチームのことなどなど。
本当に熱意のある指導者の皆様に会うことができよかったと思っております!
最後に、このNIKE ELITE TRAININGを通して感じる事がいくつかあります。
日本の選手は本当に足元のテクニックやスピードの能力は非常に高いレベルにあります。
しかし、瞬間瞬間の判断能力がまだ低いように感じられます。
また、練習のテンポが非常に遅い。
なるべく試合と同じようなテンポやプレッシャーでトレーニングの繰り返し。
他にも日本のトレーニングにはない、多くの違いがNIKE ELITE TRAININGには詰まっています。
2時間の無料のトレーニングで、選手の目つきはきっと変わります!
今回のC級リフレッシュポイント講習会開催を期に様々な企画を用意していきますので、普段と違うトレーニングを体感してください!


新年のプレゼント

本当はマンチェスターユナイテッドPART 2を書かなきゃいけないんだけど、どうしても話しておきたい事があるんだ。
二日前、とても貴重な体験をしてきた。最後の貴重な体験はガス・ヒディンク氏と一緒に指導をしてた事だった。名古屋グランパスの松永さんが食事に誘ってくれたので、直人と一緒に新橋に行ってきた。そこには他にもイベント会社の人、Jリーグ関係者、U-23日本代表のアシスタントマネージャーである小倉さんがいた。彼は日本代表のアシスタントコーチを4年間されているだけでなく、他の評判の高いコーチの元でアシスタントをされたりドイツに留学もされていて、フットボールを語るのにこれ以上の場はなかった。
他の方が言った事をここでは公開しないが、その時に思わされた事をいくつかシェアしたい。
色々な話をする中で自分がリードしているナイキ・エリートトレーニングの経験から感じた事を話した。U13-U18年代を年間1万人以上見てきているが、多くの選手が非常にモチベーション高く、礼儀も正しくテクニックも高いレベルのものを持っている。しかしやはり弱点がある。それはヨーロッパフットボールと比べた時により浮き彫りになる。
ヨーロッパでは選手の契約は1年単位で行われる。だから残り3、4ヶ月になると選手は焦りの色を見せ始める。「自分はクラブに残れるのだろうか」。プレーにも緊張感が見え始め、育成のスピードは落ちる。【恐怖】がオリジナリティー溢れるプレーを壊す。日本での選手契約は2−3年単位で行われるためプレッシャーレベルは低く、競争する事を次第に忘れ始め、「成績が悪かったら違う誰かと替えられてしまう」という思いがないため、チームNo.1の選手を目指さなくなる。もし現在の日本のシステムでも選手が高いモチベーションと競争意識を維持できるのであればいいと思うが、それは果たして出来ているのだろうか?
3ヶ月前、僕はオランダにあるアジャックス・アカデミーに行ってU16のトレーニングを見てきた。凄まじかった。激しかった。そこのコーチはこう言った。「毎日がこうでなければならない。彼らは年度の終わりに成績を言い渡されるのを知っている。成績が良い者しか次に残れない。このような競争が選手を強くするんだ。アカデミーを卒業してプロの世界に行ったらそこはもっと厳しいから」。
U18でJリーグユースを卒業する選手と同じ年代でオランダ、スペイン、イングランドのユースを卒業する選手を比較したらとても面白い結果が得られるだろう。
次に盛り上がった話題は、プロレベルを含めたユースの日本人選手に見られる傾向についてだった。彼らはパターンをなぞるのがとても得意だ。指導者からの指示を受けて、「あそこにパスを出したらあっちに走って、そこからは次のマーカーにパスを出して・・」など、セットされたものをなぞるのはとても上手いが、ただボールを渡して、「はい、好きなようにプレーして」と言うと、何もできなくなる。これこそが問題だ。これが僕の日本での指導で一番力を入れているところだ。ものすごく上手い選手を何人も見てきているけれど、そんな彼らでさえフットボールに自由を与えると彼らは良い判断ができなくなる。
ここからは個人的な考えだが、日本のユース年代の選手はもっと実践体験を増やすべきだと思っている。激しく競い合うようなスモールサイドゲームを行って、それを通して浮き出た問題を解決する。どこでどんなパスを出すのか、サポートの動きはどこにするのか、常にNo.1を目指す心を忘れないように指導者は励ますべきだ。
その一例に、ナイキ・エリートトレーニングではあるスモールサイドゲームを選手にやってもらっている。これは攻撃の練習で 3 vs 1(攻撃が3人)で始まる。攻撃側の攻め方によってこのゲームは3vs2、3vs3、もしくはキーパーもいれて3vs4というものに変わって行く。
このゲームにはカウンターアタックの要素も含めているから、選手は実践に極めて近い状況で判断をしなければならない。特に攻撃側の3人は、お互いへのパスを足元に出すかスペースに出すかやパスのスピードにも気を使わなければならない。なぜならこれはゴールを最終目標としているゲームだからだ。ワンタッチでシュートできるのか、何度も触らなければならないのかで状況が180度かわってしまう。
この時よく見られる現象:日本人はドリブルが好き。いや、おそらく好きなのではないだろう。パスのタイミングを逃しシュートもできないからドリブルするしかなくなると言ったほうが的確であろう。
最後に一つ。車は、説明書や教科書を読んだだけでは絶対に運転できるようにはならないということ。フットボールでも一緒だ。上手くなりたかったら、ゲームをする事 “Play the Game” だ!
明けましておめでとう。
リー・マンソン
ヘッドコーチ
ナイキ・エリートトレーニング ジャパン
Nike FC


新年のプレゼント

本当はマンチェスターユナイテッドPART 2を書かなきゃいけないんだけど、どうしても話しておきたい事があるんだ。
二日前、とても貴重な体験をしてきた。最後の貴重な体験はガス・ヒディンク氏と一緒に指導をしてた事だった。名古屋グランパスの松永さんが食事に誘ってくれたので、直人と一緒に新橋に行ってきた。そこには他にもイベント会社の人、Jリーグ関係者、U-23日本代表のアシスタントマネージャーである小倉さんがいた。彼は日本代表のアシスタントコーチを4年間されているだけでなく、他の評判の高いコーチの元でアシスタントをされたりドイツに留学もされていて、フットボールを語るのにこれ以上の場はなかった。
他の方が言った事をここでは公開しないが、その時に思わされた事をいくつかシェアしたい。
色々な話をする中で自分がリードしているナイキ・エリートトレーニングの経験から感じた事を話した。U13-U18年代を年間1万人以上見てきているが、多くの選手が非常にモチベーション高く、礼儀も正しくテクニックも高いレベルのものを持っている。しかしやはり弱点がある。それはヨーロッパフットボールと比べた時により浮き彫りになる。
ヨーロッパでは選手の契約は1年単位で行われる。だから残り3、4ヶ月になると選手は焦りの色を見せ始める。「自分はクラブに残れるのだろうか」。プレーにも緊張感が見え始め、育成のスピードは落ちる。【恐怖】がオリジナリティー溢れるプレーを壊す。日本での選手契約は2−3年単位で行われるためプレッシャーレベルは低く、競争する事を次第に忘れ始め、「成績が悪かったら違う誰かと替えられてしまう」という思いがないため、チームNo.1の選手を目指さなくなる。もし現在の日本のシステムでも選手が高いモチベーションと競争意識を維持できるのであればいいと思うが、それは果たして出来ているのだろうか?
3ヶ月前、僕はオランダにあるアジャックス・アカデミーに行ってU16のトレーニングを見てきた。凄まじかった。激しかった。そこのコーチはこう言った。「毎日がこうでなければならない。彼らは年度の終わりに成績を言い渡されるのを知っている。成績が良い者しか次に残れない。このような競争が選手を強くするんだ。アカデミーを卒業してプロの世界に行ったらそこはもっと厳しいから」。
U18でJリーグユースを卒業する選手と同じ年代でオランダ、スペイン、イングランドのユースを卒業する選手を比較したらとても面白い結果が得られるだろう。
次に盛り上がった話題は、プロレベルを含めたユースの日本人選手に見られる傾向についてだった。彼らはパターンをなぞるのがとても得意だ。指導者からの指示を受けて、「あそこにパスを出したらあっちに走って、そこからは次のマーカーにパスを出して・・」など、セットされたものをなぞるのはとても上手いが、ただボールを渡して、「はい、好きなようにプレーして」と言うと、何もできなくなる。これこそが問題だ。これが僕の日本での指導で一番力を入れているところだ。ものすごく上手い選手を何人も見てきているけれど、そんな彼らでさえフットボールに自由を与えると彼らは良い判断ができなくなる。
ここからは個人的な考えだが、日本のユース年代の選手はもっと実践体験を増やすべきだと思っている。激しく競い合うようなスモールサイドゲームを行って、それを通して浮き出た問題を解決する。どこでどんなパスを出すのか、サポートの動きはどこにするのか、常にNo.1を目指す心を忘れないように指導者は励ますべきだ。
その一例に、ナイキ・エリートトレーニングではあるスモールサイドゲームを選手にやってもらっている。これは攻撃の練習で 3 vs 1(攻撃が3人)で始まる。攻撃側の攻め方によってこのゲームは3vs2、3vs3、もしくはキーパーもいれて3vs4というものに変わって行く。
このゲームにはカウンターアタックの要素も含めているから、選手は実践に極めて近い状況で判断をしなければならない。特に攻撃側の3人は、お互いへのパスを足元に出すかスペースに出すかやパスのスピードにも気を使わなければならない。なぜならこれはゴールを最終目標としているゲームだからだ。ワンタッチでシュートできるのか、何度も触らなければならないのかで状況が180度かわってしまう。
この時よく見られる現象:日本人はドリブルが好き。いや、おそらく好きなのではないだろう。パスのタイミングを逃しシュートもできないからドリブルするしかなくなると言ったほうが的確であろう。
最後に一つ。車は、説明書や教科書を読んだだけでは絶対に運転できるようにはならないということ。フットボールでも一緒だ。上手くなりたかったら、ゲームをする事 “Play the Game” だ!
明けましておめでとう。
リー・マンソン
ヘッドコーチ
ナイキ・エリートトレーニング ジャパン
Nike FC


全日本大学女子サッカー選手権

通称「インカレ」
大学女子サッカー界にとって、全日本選手権に続く最大イベント。
そして、今年は異例の事態。
毎年必ずベスト4に残っていた日本体育大学、大阪体育大学、前年度準優勝の神奈川大学が予選敗退という異例な展開。
残った4チームは、決勝トーナメント初出場の筑波大学。
3年ぶりに決勝トーナメント出場の武蔵丘短期大学。
11年ぶりに決勝トーナメント出場の武庫川女子大学。
そして前年度王者の早稲田大学。
本日国立競技場で行われた決勝戦武蔵丘短期大学 vs 早稲田大学は 1-4 で早稲田が制した。
先制点は開始わずか2分。
続く2点目は、そのわずか3分後。
試合が落ち着いてきた前半終了間際に3点目。
後半に、早稲田のオウンゴールで1点返した武蔵丘短期大学。
そのまま試合終了となり、早稲田が連覇を達成。
今はなでしこリーグもシーズンオフのため多くのLリーガーも集って母校を応援していた。
私も、両チームに友達がいた事もあり観戦に。
試合終了直前から感動して涙とまらず。

早稲田の組織的サッカー。
武蔵丘短期大学の独創的サッカー。
最後までどちらも自分たちのスタイルを崩さなかった。
武蔵丘短期大学は、見ている人に楽しんでもらう事をmottoにしているだけあって追いつかなきゃいけない状況にあっても
観客を湧かせるようなプレーをたくさん見せてくれ、文字通り楽しませてくれた。
そして何よりも、彼女達自身が楽しそうだった。
時々見せてくれた悔しそうな笑顔がその事を物語っていた。
早稲田大学は、せまいところは細かいパスで打開し、ロングパスでダイナミックに展開していくサッカーでその身体能力の高さと正確なパス回しを見せてくれた。
フィニッシュも確実で足も速く、文字通り、本当に強かった。
勝ちに行くサッカーとはこのようなものの事を言うのだと感じた。
今から来年が楽しみ!
選手のみなさん、ありがとう。お疲れ様でした!
Yuka Domichi


全日本大学女子サッカー選手権

通称「インカレ」
大学女子サッカー界にとって、全日本選手権に続く最大イベント。
そして、今年は異例の事態。
毎年必ずベスト4に残っていた日本体育大学、大阪体育大学、前年度準優勝の神奈川大学が予選敗退という異例な展開。
残った4チームは、決勝トーナメント初出場の筑波大学。
3年ぶりに決勝トーナメント出場の武蔵丘短期大学。
11年ぶりに決勝トーナメント出場の武庫川女子大学。
そして前年度王者の早稲田大学。
本日国立競技場で行われた決勝戦武蔵丘短期大学 vs 早稲田大学は 1-4 で早稲田が制した。
先制点は開始わずか2分。
続く2点目は、そのわずか3分後。
試合が落ち着いてきた前半終了間際に3点目。
後半に、早稲田のオウンゴールで1点返した武蔵丘短期大学。
そのまま試合終了となり、早稲田が連覇を達成。
今はなでしこリーグもシーズンオフのため多くのLリーガーも集って母校を応援していた。
私も、両チームに友達がいた事もあり観戦に。
試合終了直前から感動して涙とまらず。

早稲田の組織的サッカー。
武蔵丘短期大学の独創的サッカー。
最後までどちらも自分たちのスタイルを崩さなかった。
武蔵丘短期大学は、見ている人に楽しんでもらう事をmottoにしているだけあって追いつかなきゃいけない状況にあっても
観客を湧かせるようなプレーをたくさん見せてくれ、文字通り楽しませてくれた。
そして何よりも、彼女達自身が楽しそうだった。
時々見せてくれた悔しそうな笑顔がその事を物語っていた。
早稲田大学は、せまいところは細かいパスで打開し、ロングパスでダイナミックに展開していくサッカーでその身体能力の高さと正確なパス回しを見せてくれた。
フィニッシュも確実で足も速く、文字通り、本当に強かった。
勝ちに行くサッカーとはこのようなものの事を言うのだと感じた。
今から来年が楽しみ!
選手のみなさん、ありがとう。お疲れ様でした!
Yuka Domichi


マンU・コーチングセッション:最も優れた指導者「GAME」

ゲームの状況にどれだけ近づけることができるか。
ここ10年ぐらいでとにかくヨーロッパクラブが意識し出したトレーニングアイデア。
オランダなんかはそこらへんを強く意識してるし、そのオランダ人を背景にバルセロナのトレーニングもとにかく試合の要素を意識されています。
トニーもさほど変わらなかった。
彼は言う。
90分、選手は自立してなきゃならない。
オールドトラフォードで7万人の観衆の前で、ベンチからのアレックス・ファーガソンの声が聞こえると思うか?
(こういうの言えちゃうのがいいよね 笑)

ここ数年で多くのチームが試合を意識したトレーニングにこだわっていると思います。
でも試合で起こるようなそうした心理的状況まで。
選手はトレーニングで体験しているだろうか?
特に集中力を上げるための工夫は必要不可欠。
コーチが「集中しろ!」と言うのではなく、集中しようと選手がトライするような場面を設定する。
自分をコントロールすることも身につけていかなきゃならないから。
「自分を知る」という重要性を証明してくれている最も良い例がライアン・ギグスかもしれない。
彼はベテランとなった自分の身体と心を知るためにヨガの専属コーチを雇ったほど。
あの激しい戦いを、通常の選手の2倍ほど継続している事実には、ちゃんと理由があるんだ、とトニーは言っていました。
試合のピッチ上で選手は自立してなければならない。
指導者や保護者の考えが選手の頭の中を支配してはならない。
だからこそ
「PLAY THE GAME」
僕らトータルフットボールのメッセージでもある。

現在イギリスでは子どもの保護が度が過ぎるほど厳しくなっていて、例えば子どもがサッカーをしているの姿を写真に撮ってはいけなかったり。
その流れでストリートサッカーは滅びつつさえある。
マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミーではアカデミーの選手達が好きなように遊べるスペースを作ったほどです。
彼らは100人いたら100人、ゲームをやっています。
そりゃそうですよね、ゲームが一番やりたいに決まってる。
Naoto Kojima


マンU・コーチングセッション:最も優れた指導者「GAME」

ゲームの状況にどれだけ近づけることができるか。
ここ10年ぐらいでとにかくヨーロッパクラブが意識し出したトレーニングアイデア。
オランダなんかはそこらへんを強く意識してるし、そのオランダ人を背景にバルセロナのトレーニングもとにかく試合の要素を意識されています。
トニーもさほど変わらなかった。
彼は言う。
90分、選手は自立してなきゃならない。
オールドトラフォードで7万人の観衆の前で、ベンチからのアレックス・ファーガソンの声が聞こえると思うか?
(こういうの言えちゃうのがいいよね 笑)

ここ数年で多くのチームが試合を意識したトレーニングにこだわっていると思います。
でも試合で起こるようなそうした心理的状況まで。
選手はトレーニングで体験しているだろうか?
特に集中力を上げるための工夫は必要不可欠。
コーチが「集中しろ!」と言うのではなく、集中しようと選手がトライするような場面を設定する。
自分をコントロールすることも身につけていかなきゃならないから。
「自分を知る」という重要性を証明してくれている最も良い例がライアン・ギグスかもしれない。
彼はベテランとなった自分の身体と心を知るためにヨガの専属コーチを雇ったほど。
あの激しい戦いを、通常の選手の2倍ほど継続している事実には、ちゃんと理由があるんだ、とトニーは言っていました。
試合のピッチ上で選手は自立してなければならない。
指導者や保護者の考えが選手の頭の中を支配してはならない。
だからこそ
「PLAY THE GAME」
僕らトータルフットボールのメッセージでもある。

現在イギリスでは子どもの保護が度が過ぎるほど厳しくなっていて、例えば子どもがサッカーをしているの姿を写真に撮ってはいけなかったり。
その流れでストリートサッカーは滅びつつさえある。
マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミーではアカデミーの選手達が好きなように遊べるスペースを作ったほどです。
彼らは100人いたら100人、ゲームをやっています。
そりゃそうですよね、ゲームが一番やりたいに決まってる。
Naoto Kojima


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