12月, 2011 のアーカイブ

壁:キーパートレーニング

キーパーを始めたばかりの時は、壁を使ったトレーニングが最も効果的だと思う。
壁から3m離れたところに立ち、もう一人に後ろから思い切り壁に向かってボールを蹴ってもらう。
自信をつけるためには速くて強いボールをキャッチングする練習をしなければだめだ。
だから、思い切り蹴ってもらい、その跳ね返りをしっかりキャッチしよう。
同じ事を、手で投げてもOKだ。投げる練習にもなる。
どっちにしても、左右上下角度を変えて投げて色々なボールに対応していこう。
角度を鋭くして、5m離れたところに立つのもいい。
ざっくりしたトレーニングだが、初心者にとってはこれがベストだ。
がんばれ!
ジョージ栗山
GK Coach


マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミー コーチングセッション

先日、マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミーとの仕事が無事に終わった。

今回はアカデミーの技術コーチであるケビン・ウォード氏がゲストとして8日間来日してくれていた。
日本のサッカー界をナイキフットボールがどのように支えられるかについてビジョンを持ち、実現し始めて今回で18回目になる。それが、ヨーロッパのトップクラブチームのユースコーチを招いての指導者講習会だ。今回は4回のセッションを約200人の指導者に対して横浜、大阪2会場、仙台にておこなった。この講習会は無料である上に誰でも参加できる。トップクラスの情報を興味のある全ての人に提供することが目的だからだ。

技術的な観点が真新しいこともあり、この講習会は私にとってもいい刺激になる。だが、マンチェスター・ユナイテッドにしてもバルセロナにしても、私が興味をひかれるのはそれぞれがもつスタイルとメソッド(方法・手段)だ。
コーチのケビンと毎日その事について何時間も話した。
選手に「考える・ゲームを読む・自分で判断をする」ことを励ましていかなければ先がない。ヨーロッパの指導法もこのようなシフトをみせている。単に「教える」ためのトレーニングのではなく「考えさせる」ためのトレーニングに重点を置かなければならない。
マンチェスター・ユナイテッドFCアカデミーでは、トップチームで将来活躍するための選手を育てている。9年前に育成のシステムが少し変わってから、アカデミーから2人の選手がトップチームに加入した。新システムが機能している証拠だ。新加入を果たしたウェルベックとクレバリーにはぜひ頑張って欲しい。そして加入手前まできている選手が4人もいる事から、クラブのコア(中心)がしっかりしてきたことが分かる。バルセロナも同様、コアをしっかり構えるためにアカデミーを充実させている。
ケビンは日本人の熱心さと勤勉さに感動したそうだ。日本人コーチの質問も鋭く、講習会終わっても残ってコーチ達と1vs1で話してくれていた。

私の信念もこれに似てる。コーチ達は家族なんだ。思ってる事、考えてる事をお互いに伝え合うべきで、家族にレベルがないように、コーチ界でもレベルは関係ない。必ず互いに刺激しあえるはずだ。
ケビンのセッションは主にスピード(テンポ)を速くしながらボールに多く触れるという非常に高度な技術を扱った(日本の選手は細かい技術がうまいからあまり問題ない)だがセッション中にケビンはもっと考えさせるための質問を投げかけた。「どのようにしたら攻撃しやすくなるか?」それに対して誰かが答えたらまずはその通りにやってみた。その後またみんなで考えた。うまくいった時もあればいかなかった時もあったが、これでいいんだ。「考える」ことが大事だから。
4月か5月に予定されている次の指導者講習会が今から楽しみだ。
これを読んでくれてるあなたにもそこで会えたら嬉しい。
リー・マンソン


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