マンチェスター・ユナイテッドFC コーチングセッション

こんにちは。
先日は大荒れの天気となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

マンチェスター・ユナイテッドFCアカデミーから来ていただいたニールコーチもマンチェスターへ無事に戻りました。

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さて、今回は関東(神奈川)、関西(大阪)で各1回、指導者講習会を開催いたしました。

講習会の内容としては
BOXトレーニング
ポゼッション トレーニング
シュート トレーニング

を行いました。
どのトレーニングで違ったものは”こだわり”です。
まずマンチェスターでは、パスを重視してサッカーをしています。

BOXでは4対1のトレーニング。
ここでは、1.パスの質2.ハードワーク3.ベストアングルがメインで取り上げられていました。
1.パスの質の面では、浮かさない、スピンをかけないなどを指導。
2.ハードワークの面では、4対1のDFに対して、強く求められました。
3.ベストアングルは、パスをした後のサポートの動きでベストのポジションを取ることでした。

次に行ったポゼッショントレーニングは、いろいろな現象がおこりました。

ルールは、横または後ろにパスをした後、前にダッシュすること。
このルールにより、前へのサポートが増え、スペースが次々とできたり、消えたりしていました。サッカーの”スピード”が現れていました。
主な指導ポイントとしては、1.ハードワーク、2.パスの質、3.スペースを見ることが求められました。
1. ハードワークは、パスをした後のダッシュのところが求められました。
簡単にジョグではなく、必ずダッシュをするということ。
2. パスの質は、ロングを蹴らず、底からつなぎ、流れるようなサッカーをしようということでした。
3. スペースを見るは、パスをして動き出したことでできたスペースに、他の選手が入ること。
でした。
他にも縦のパス→斜めのランのサポート、斜めのパス→縦のパスという言葉もありました。

最後のシュートでは、クロスからのシュートを行いました。
そこでは、香川のハットトリックのシーンを取り上げ、シュートのときのボールと足のコンタクトについて指導をしていました。
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彼がどのセッション、どの質問に対しても言っていたことは、
「練習を繰り返すこと」です。
うまくなるために大事なことだと思います。どこにも近道はありませんね。

今回参加していただいた皆様、ありがとうございました。
今回のセッションで1つでも多くのものを実際のトレーニングで活用していただければと思ってます。

次回もお楽しみに!!

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開催終了:マンチェスター・ユナイテッドFC コーチングセッション

開催終了:マンチェスター・ユナイテッドFC、ユース・アカデミーコーチ
ニール・ライアンを招いての指導者講習会

ナイキジャパンによる指導者講習会「NIKE ELITE TRAINING LIVE コーチングセッション」では、日本のサッカー界のスキルアップを目的とし、世界のトップレベルのコーチ陣をお招きした講習会を無料にてご提供させていただいております。

この度は、横浜と大阪の2カ所で開催いたしました!

開催報告はこちら

ニール・ライアン

(UEFA A)
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1991年からイングランドやアメリカにて選手として活躍し2003年に現役引退。その後は、マンチェスター・ユナイテッドFCアカデミーU-12~U-16育成コーチ、U-13・14ヘッドコーチ・コーディネーター、ユースコーチとして活動中。ノルウェー、 アメリカ、韓国、日本などイギリス国外においての指導者講習会の経験も豊富。


ジョアン サルバンス コーチングセッション

先日、今回で19回目となるナイキエリートトレーニング指導者講習会が無事に終了した。
今回は元バルセロナアカデミーコーチのジョアン サルバンス氏を招いて初の開催となる福岡を始め、大阪、仙台、そして横浜の4会場でのべ200人以上の指導者の方々と共に行った。

今回のテーマはポゼッション、そしてそこからいかにして前進しフィニッシュに繋げていくかだった。
90分という限られた時間の中で、ジョアンの持っている多くの知識、アイディアを存分に我々指導者に伝えてくれたと思う。
しかし、その中でもジョアンがどの会場でも強調して伝えていた事。それは、
『大事な事はどのようなトレーニングをするかではない。選手に鍵となる何を伝えるか。それが一番伝わるトレーニングを指導者は探さなければならない。』
実際、ジョアンが行ったトレーニングは斬新なものでは全くなかった。しかし、コーチングしていくにつれて良くなっていくのが手に取るようにわかった。
聞くと、ジョアン自身も時間があるときは常にサッカーの映像を見ながら、自分が一番伝えやすいトレーニングを考え、選手にどう伝えるか考えていると教えてくれた。

今回の講習会を通して改めて気付かされたのは、指導者は常により良いものを求め続けていかなければいけないという事。そして、自分の信念、哲学を構築していくということ。それこそが、我々指導者の努めであり、日本サッカー育成への貢献につながると確信した。

次回はどんな新しい発見があるか。一人でも多くの方とまた出会える事を楽しみにしている。


マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミー コーチングセッション

先日、マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミーとの仕事が無事に終わった。

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今回はアカデミーの技術コーチであるケビン・ウォード氏がゲストとして8日間来日してくれていた。

日本のサッカー界をナイキフットボールがどのように支えられるかについてビジョンを持ち、実現し始めて今回で18回目になる。それが、ヨーロッパのトップクラブチームのユースコーチを招いての指導者講習会だ。今回は4回のセッションを約200人の指導者に対して横浜、大阪2会場、仙台にておこなった。この講習会は無料である上に誰でも参加できる。トップクラスの情報を興味のある全ての人に提供することが目的だからだ。

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技術的な観点が真新しいこともあり、この講習会は私にとってもいい刺激になる。だが、マンチェスター・ユナイテッドにしてもバルセロナにしても、私が興味をひかれるのはそれぞれがもつスタイルとメソッド(方法・手段)だ。

コーチのケビンと毎日その事について何時間も話した。
選手に「考える・ゲームを読む・自分で判断をする」ことを励ましていかなければ先がない。ヨーロッパの指導法もこのようなシフトをみせている。単に「教える」ためのトレーニングのではなく「考えさせる」ためのトレーニングに重点を置かなければならない。
マンチェスター・ユナイテッドFCアカデミーでは、トップチームで将来活躍するための選手を育てている。9年前に育成のシステムが少し変わってから、アカデミーから2人の選手がトップチームに加入した。新システムが機能している証拠だ。新加入を果たしたウェルベックとクレバリーにはぜひ頑張って欲しい。そして加入手前まできている選手が4人もいる事から、クラブのコア(中心)がしっかりしてきたことが分かる。バルセロナも同様、コアをしっかり構えるためにアカデミーを充実させている。

ケビンは日本人の熱心さと勤勉さに感動したそうだ。日本人コーチの質問も鋭く、講習会終わっても残ってコーチ達と1vs1で話してくれていた。

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私の信念もこれに似てる。コーチ達は家族なんだ。思ってる事、考えてる事をお互いに伝え合うべきで、家族にレベルがないように、コーチ界でもレベルは関係ない。必ず互いに刺激しあえるはずだ。

ケビンのセッションは主にスピード(テンポ)を速くしながらボールに多く触れるという非常に高度な技術を扱った(日本の選手は細かい技術がうまいからあまり問題ない)だがセッション中にケビンはもっと考えさせるための質問を投げかけた。「どのようにしたら攻撃しやすくなるか?」それに対して誰かが答えたらまずはその通りにやってみた。その後またみんなで考えた。うまくいった時もあればいかなかった時もあったが、これでいいんだ。「考える」ことが大事だから。

4月か5月に予定されている次の指導者講習会が今から楽しみだ。
これを読んでくれてるあなたにもそこで会えたら嬉しい。

リー・マンソン

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アーセナルFC アカデミー コーチングセッション

アーセナルFC アカデミー コーチングセッション無事、終了しました!
ナイキジャパンによる年3回の指導者講習会「NIKE ELITE TRAINING LIVE コーチングセッション」では、日本のサッカー界のスキルアップを目的とし、世界のトップレベルのコーチ陣をお招きした講習会を 無料 にてご提供しております。今回はイングランドのアーセナルFCアカデミーよりコーチをお呼びしました。3日間に及ぶ4回の指導者講習会は200名以上にご参加いただき、大成功に終わりました。

アンドリュー・ピアース氏 (Andrew Pearce) アーセナルFC アカデミー所属。UEFA “B”

イングランド国内外でコーチとして活躍した後、エセックス地方で最大のサッカークラブ(所属選手150名以上)を創設。2007年からはアーセナルFCアカデミーにコーチとして所属。アカデミーでは選手のリクルート、U16年代をはじめとする幅広い年代を指導する傍ら、アカデミー選手の育成・発展の責任者の1人としてアカデミーに貢献している。アーセナルFCアカデミーのマネージャーからの絶大な信頼を得ており、アカデミーからの推薦により、今回のコーチングセッションのために指導者として初来日。

当日の流れはこちら

アーセナルFC アカデミーコーチングセッション開催概要

開催スケジュール(予定):

  • 5月20日(金)関西 J-Green 堺

18:30 ~ 21:30 ( 18:00 受付開始 )

  • 5月21日(土)関西 J-Green 堺

10:00 ~ 13:00 ( 9:30 受付開始 )

  • 5月22日(日)関東 しんよこフットボールパーク

10:15 ~ 13:15 ( 9:30 受付開始 )

15:15 ~ 18:15(14:30 受付開始)

  • 対象者:サッカー指導者(ライセンスの有無)
  • 参加費:無料
  • セッションに関するお問い合わせ先:トータルフットボール株式会社
    担当:テイム/川野 TEL: 03-6440-0533

マンU・コーチングセッション:最も優れた指導者「GAME」

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ゲームの状況にどれだけ近づけることができるか。
ここ10年ぐらいでとにかくヨーロッパクラブが意識し出したトレーニングアイデア。
オランダなんかはそこらへんを強く意識してるし、そのオランダ人を背景にバルセロナのトレーニングもとにかく試合の要素を意識されています。
トニーもさほど変わらなかった。

彼は言う。

90分、選手は自立してなきゃならない。
オールドトラフォードで7万人の観衆の前で、ベンチからのアレックス・ファーガソンの声が聞こえると思うか?
(こういうの言えちゃうのがいいよね 笑)

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ここ数年で多くのチームが試合を意識したトレーニングにこだわっていると思います。
でも試合で起こるようなそうした心理的状況まで。

選手はトレーニングで体験しているだろうか?
特に集中力を上げるための工夫は必要不可欠。
コーチが「集中しろ!」と言うのではなく、集中しようと選手がトライするような場面を設定する。
自分をコントロールすることも身につけていかなきゃならないから。
「自分を知る」という重要性を証明してくれている最も良い例がライアン・ギグスかもしれない。
彼はベテランとなった自分の身体と心を知るためにヨガの専属コーチを雇ったほど。
あの激しい戦いを、通常の選手の2倍ほど継続している事実には、ちゃんと理由があるんだ、とトニーは言っていました。

試合のピッチ上で選手は自立してなければならない。
指導者や保護者の考えが選手の頭の中を支配してはならない。

だからこそ
「PLAY THE GAME」
僕らトータルフットボールのメッセージでもある。

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現在イギリスでは子どもの保護が度が過ぎるほど厳しくなっていて、例えば子どもがサッカーをしているの姿を写真に撮ってはいけなかったり。
その流れでストリートサッカーは滅びつつさえある。

マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミーではアカデミーの選手達が好きなように遊べるスペースを作ったほどです。
彼らは100人いたら100人、ゲームをやっています。
そりゃそうですよね、ゲームが一番やりたいに決まってる。

Naoto Kojima


マンU・ アカデミー・コーチングセッション: 楽しむという習慣

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僕は選手と混ざってプレーするのが好きです。

している時のあの楽しい気持ち。

トニーも今回の指導者講習会で行ったウォーミングアップの中にすっと混ざってパスを出していました。
試しに聞いてみたら、それも実は意識的にやっていると。
選手とコーチの距離感を気にする彼らしいこだわり。
そしてテンポ。「and play!」 とミスの後足が止まらないようトレーニング自体のテンポを上げる。
ボールが出てしまったら間髪入れずにリスタート。

・・・いや、足じゃない、脳みそだ。
頭の回転が止まらずに動き続けるというサッカーらしい思考回路を習慣付ける。

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それよりもっと大事な習慣付け。
それは楽しむということ。

1年後はクラブに残れるかわからない厳しい現実と毎日戦う若いプロのたまご達だからこそ、それを楽しむ習慣が必要。たとえそれがお仕事になっても楽しむことを忘れてしまっては良い人生は送れないという。

ライフスキルの指導も大事。
でもそれはいわゆるサッカーと人間関係育成の両立という感じではなく、
サッカーが人を育てる、といったニュアンスに感じました。

そういえば僕の知り合いのイギリス人はプロサッカー選手でもないのにこう言ってました。

football?
そりゃ俺のLIFEだよ。

あっちはみんなサッカーが生活の一部ですよね。

Naoto Kojima


マンU・ アカデミー・コーチングセッション: 伝統と情熱の連携プレー

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マンチェスターユナイテッドアカデミー マット・バスビーからアレックス・ファーガソンとその伝統を引き継ぎ多くの名選手達を輩出してきたこのアカデミーの半分(25年)を見てきたトニー・ウィーランコーチがこの度、NIKE ELITE TRAINING のコーチングセッション(指導者講習会)のために来日。

僕は彼の横に付き、通訳兼アシスタントコーチを務めました。

最近は本屋に行けば世界の練習メニューは見ることができるけど、その雰囲気、取り組み方、スピード感、そしてコーチのパーソナリティ…人間味とでもいいましょうか、そういったものはやはり生でなければ感じられない。

確かにオフレコの話もあるけど、今回トニーはピッチ上でコーチとして大事なことを上手く表現してくれたと思っています。

アカデミーの選手も皆さんの抱えている日本の選手も同じサッカー選手。
参加されたコーチの皆様が練習やレクチャー、お配りした資料を見てそれぞれいろんな形で感じて、そして考えさせられたのであれば僕は満足です。

トニーもまた参加された日本の指導者の方々が足を運んでくれただけでなく、真剣でとても深く興味を持っていることに感動し、日本の未来は明るいと感じたそうです。
おかげさまで日本人代表として帰りの車ではかなり気分が良かったです(笑)。

講習会はいかにもマンチェスターユナイテッドらしい「パスして前へ」を基盤に次々と起こるコンビネーションプレーがテーマでした。

イニエスタやシャビのように!とか言ってしまい、
「今のはポール・スコールズに訂正」
とお茶目な一面も見せてくれましたが、

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バルセロナを尊敬し、良いプレーはどんどん吸収する姿勢を持ちながらも、伝統の攻撃サッカーを貫く一面もしっかり見れました。

そうやって常に学び続ける、コーチとしての人生は長旅のようだ、と言っていましたが、旅の途中で出会った日本のコーチ仲間と気持ちいい連携プレーができたそうですよ!

Naoto Kojima


マンチェスター ユナイテッドと過ごした週末

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12月11日、12日と2日間で行なわれた NIKE ELITE TRAINING LIVE マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミー コーチングセッションは、大盛況に終わりました!
ご参加いただいた皆様、寒い中ありがとうございました!

当日の写真はこちら


指導とはビュッフェのようなもの

Report by Total Football President Leigh Manson

Pro Youth Manchester Utd - Sakai NTC_24564日間、マンチェスター・ユナイテッドアカデミーのアシスタント・マネージャーであるトニー・ウィーランとサッカーについて熱く語り合った。車の中、飛行機の中、新幹線の中で。あっという間に土日は過ぎて行った。

年に3回おこなっているナイキ指導者講習会は、ヨーロッパ最高峰のユース指導法を日本の指導者に無料で伝授するために開かれている。今回のゲストとして来日してくれたのが彼だった。

今回は千葉、横浜、南大阪、北大阪の4カ所で開かれ、各場所に50人以上の指導者が集まった。

今回の講習会のテーマは「テクニックを試合で生かす」

日本でコーチをしてきて、超絶なテクニックを持ってる選手を何人も見てきた。しかし、それらを試合で生かす事がどうしてもできていない。それは「試合を読む」という事ができないでいるためだ。個人的にも、トニーがその事について何て話すのかを楽しみにしていた。

フィールド上で行われたものは僕にとっては何も新しいものはなかった。重要となるキーポイントも、行っているメニューも、日頃のナイキ・エリートトレーニングで行っているものと一緒だった。がっかりしたか?いや、むしろその真逆で、励まされた。自分の選手/指導歴と経験で作っているメニューがマンチェスター・ユナイテッドのものと一致している事はとても誇らしく思う。

Manchester United Coaching Session Edogawa Daigaku_1208それよりもトニーと交わしたプライベートな会話の内容について少し触れたい。コーチはメニューを考えて土日の練習試合を相手を探すだけのものではないという事について熱く語り合った。

選手は、自分で考える事を絶対に学ばなければならない。でも、辛い時期がきたら、コーチは乗り越える手助けをするべきと考えている。なぜなら、マンチェスター・ユナイテッドの少年達でトップチーム、ましてやサテライトチームまで登りつめれる選手はほとんどいないからだ。彼らは、「残念だけど、君はここでやっていけるほどの上手さは持っていない」というスピーチを聞かなければならない。そこで、コーチは選手がそれをうまく受け入れる事ができるように、その準備をする。多くは違うクラブチームへ移籍し、そこでプロになる子もいる。僕自身も、グレテナFCで同じ事を選手にした。ただクビを伝えるのではなく、次の道を用意する。ついこの前もトニーは一人の選手を移籍したそうだ。

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コーチの役割は色々とあるが、まずは「サッカーをする」事が中心にある。では、「サッカーをする」とは何か?トニーは練習の時、選手達にこう聞く。「今日は何やりたい?」答えは必ず「ゲームがしたい!」だ。マンチェスター・ユナイテッドでは週に1回選手達にやりたい事を決めさせる。すると絶対と言っていいほど毎回ゲームになる。選手達が、大好きな事をやる中でサッカーを知り、学ぶのがベストだと考える。だとすると、どんなトレーニングであれゲームを意識したもの、ゲームに近いものであるべきと考えている。

選手がもしミスをしてもすぐに答えを教えないで、まずその状況を再現し、「もう少しいい選択肢があったかな?」「何か違うひらめきは考えられる?」と聞いてみる。自分には思いつかなかった選択肢を選手からもらえる時もある。選手はこの会話の中から考える事を覚える事ができるし、コーチも選手のゲーム判断レベルを知る事ができる。

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選手が失敗を恐れるようになったらおしまいだ。上達するために、居心地いいレベルから抜け出して練習する選手は必ず失敗をする。だからこそ失敗は促してもいいほどであるが、大事なのは「同じ失敗」をしないように手助けをする事だ。

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選手を褒める大切さについてもトニーは自身の図工の授業での経験話を例えに話してくれた。彼は図工というものは得意でもないが不得意でもないというレベルにいた。どちらかと言うと嫌いな科目だがある日「ちょっと頑張ってみよう」と思った。それでベストを尽くして、自分でも少し誇れるような作品を作り上げた。胸を張って誇らしげに先生に見せた時に言われた一言は「鉛筆のラインが太すぎる」。結果としてトニーはその1年図工が大嫌いになった。頑張って作り上げたものを批判しかされなかったら、頑張る意味はある?言い方を変えて、「トニー、良くできたね!良く頑張ってたのも見ていたよ。次は鉛筆のラインを少し細くできたらもっと良いかもしれないね。」と言っていたらトニーの1年は変わっていただろう。フィールド上でも同じ事。批判の一言よりも褒めの一言のほうが長く響く。イングランドでもスコットランドでも、どんな時もまずはポジティブな一言で始める事を教えられている。「いいね!みんな良くやってるよ!ボールのスピードもいいし良く走ってる。でも、パスの出しどころはどう?」こういう話し方のほうが選手は耳を傾けるだろう。「あきら、あれはダメだぞ。ゆうき、なんでパスをスペースにださない?まさ、ひどいパスだな」選手は大抵自分のミスは自分で分かっている。コーチの役目としてはそれを修正するチャンスを選手達に与える事。問題点は指摘しながらもポジティブ思考/雰囲気を保つ事が大事だ。

長くなってきたのでここでパート1は切って、次はいかにトレーニングをビュッフェに似てるかを話したいと思う。

この指導方法を言葉ではなく実際にフィールドで見たいと思ってくれたならオフィスに問い合わせるかホームページのオンライン予約システムでナイキ・エリートトレーニングの予約をいれてくれれば、グラウンドで会おう。

健闘を祈る

リー・マンソン
Nike FC/エリートトレーニング ヘッドコーチ


マンチェスター・ユナイテッドFCアカデミー コーチングセッション 開催報告

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12月11日、12日と2日間で行なわれた NIKE ELITE TRAINING LIVE マンチェスター・ユナイテッドFC アカデミー コーチングセッションは、大盛況に終わりました!
ご参加いただいた皆様、寒い中ありがとうございました!

当日の写真はこちら


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