質問:「指導者を育てるにあたって、その指導者に一番伝えなければいけないこと」とはなんでしょうか?

こんにちは。

普段はU12の指導をされているということで、今度、指導者講習会をされる時にこの回答が役に立てばと思います。

私はU12からプロまで広い年代をこれまで教え、ヨーロッパ各国のクラブや団体(マンチェスター・ユナイテッドFC、FCバルセロナ、セルティックFC、オランダサッカー協会等)と一緒に仕事をしてきましたが、U12の指導に対して言えるのは以下のことです。
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U12年代の指導者に伝えるのに重要なのはテクニックと情熱です。
まずサッカーに熱中してもらうのが大事です。

この年代のプレイヤーはボールを使って練習をこなしていくべきですが、指導者はセッションをエネルギー値の高く活気のあるものにする必要があります。プレイヤーにはセッションを楽しんでもらわなければなりません。

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繰り返しになりますが、サッカーを熱中して楽しむこととボールテクニックが不可欠だと言えるでしょう。

指導者講習会での活躍を願っています!

Leigh Manson
Head Coach


コーチへの質問:ボランチとしてやってはいけないミスはなんですか?

こんにちは!
今回はいただいた質問に答えたいと思います。

「ボランチでやってはいけないことはなにか」

やってはいけないこと、というより、まずはボランチの「仕事」の話をしよう。

ボランチ(volante)とはポルトガル語で、「ハンドル」という意味。
その意味の通り、チームの中では舵取りとも言われるよね。

ボランチのポジションは、DFとMFをつなぐのが大きな使命なんだ。
だからこそ、ボランチの選手が簡単にボールを失ってしまうと
チームがこれからあがろうとしているのに、攻撃が始められないことになるね。

相手のプレッシャー、ポジショニングを見極めて
ボールを受けながらも多くの選択肢をもって、早い判断ができるようにしよう。

プレッシャーが強い場合は、簡単にボールを離すのも大事。
でもプレッシャーがないのなら、焦らずに攻撃できる選択肢を選ぼう。

ボランチの選手がいつでも、後ろを向いているとチームは前にあがっていけないから
リスクを考えながらもいい選択肢をしてみよう。

その他には、攻撃の時に常にパスのみを見ないこと。
時にはシュートの選択肢も考えてほしい。

ロングシュートが武器になれば、相手にとって、本当に恐ろしい選手になれるよね。

逆にDFのときは、ゲームを読んで、相手の「キー」になるところを
しっかりとブロックすること。

もちろん、チームの戦術によって、仕事内容が多少変わることはあるけども、
チームの出来の良し悪しはハンドルを握っている君にかかっている。

グッドラック!

Takumi Kushiyama


コーチへの質問:「正確なパスやトラップをするために個人でできる練習方法を教えて ください」

どんな個人練習も君のテクニックや集中力を高めるのにとても役立つよ。
そして、ボールと遊ぶ楽しみも感じることができると思う。

幼い頃、自分が育ったスコットランドの小さな田舎町では、みんな遊びながら上達していったものだけど、個人技術が身につくというよりは友達同士で本気の勝負をしていた感じかな。
グラウンドに行かない時はテレビなんてそんなに見られなかった時代だし、ストリートに出て自分達でいろんな工夫をしていた。
いくつか紹介するけど、これを元にルールを変えて自分のものにして欲しい。

一番単純なのは壁に当ててトラップだね。
実はこれでも沢山のテクニックを磨くことができるよ。
最初ボールスピードは緩めにして、跳ね返ったボールの正面に入って、いいファーストタッチを心がけよう。
それから左右両足でパスもトラップもする事も忘れないで欲しい。

トラップについて。

いくつかトラップのポイントを意識してみよう。

ボールのコースに入る。
早い段階で正面に入るよう心がける。(多くのトラップミスは足を伸ばしてトラップした時に起こる)
身体のどの部分でトラップするかの判断。
タッチの瞬間にボールの勢いをしっかり殺す。

パス

インサイドパス

パスの相手に向かったライン上で押し出す。
軸足もボールの真横でパスの相手に向いていること。
ボールの真ん中をとらえ、インサイドを開き、足首を固定し、体をかぶせ、
けり足の振り切る方向は身体を横切るのではなく、パスの相手に向かって振られていること。

強いパス

30℃の角度でボールに入る
軸足はボールの真横か、浮かすなら少し手前あたり。
足首を固定して、インステップ(靴ひもの部分)でとらえる
振り切る足はあくまで相手に向かっていること。

練習

壁から10メートルの距離でインサイドパス→インサイドトラップを左右両足で。
(ここからトラップにアレンジを入れていく。)

足裏トラップ。

アウトサイドトラップ

左足インサイドトラップ(右足の蹴りやすい位置に)→右足インサイドパス。

トラップの前に身体を45℃開き、トラップと同時にターン。
身体を開くことは次へのプレーの選択肢を広げるとても大事なサッカーの動きだから身につけよう。
ここからはパス&ゴー。
パスを壁に当てたら後ろに5メートルほどさがってボールに向かいながらトラップ。
動きながらのトラップも上記のような様々なトラップと組み合わせてもいい。もしくはトラップ後にドリブルで運んでもいい。

壁から少し離れた位置からインサイドパスで当てる。
今度はそれをトラップではなくダイレクトでパス。
リズムよく右・左と交互に使って何回続ける事ができるかな。
距離を5メートルずつ伸ばしていったり
スピードを上げたりして常にチャレンジしていこう。

次はインサイドパスとトラップの練習方法。

壁から5mぐらい離れて立つ。

自分の目の前にボールを置いて始めよう。リフティング3回したらインサイドボレーで壁に向かって蹴って、戻ってきたボールを地面に落とさずにトラップする。

次のトラップを上の方法でやろう

左足 10回
右足 10回
左足裏 10回
右足裏 10回
左もも 10回
右もも 10回
胸 10回
左肩 10回
右肩 10回
頭 10回

例えば左ももでコントロールしてから右足でトラップする、みたいに組み合わせて練習するのもいい。
出来るようになってきたら、戻ってくるボールの高さ、スピード、距離を変えてみて。壁に背中を向けて始めて、リフティング3回したらそのまま壁に向かって後ろに蹴って、ターンして戻ってくるボールをトラップするのもいい。ナイキエリートトレーニングではシュート練習する時にこの方法を使っているよ。

だから壁とボールと君がいれば色々な事ができるんだ。

個人でロングパスを練習したい時は、ゴールをめがけて蹴るのがいい。その時ボールがゴール手前で落ちないように、直接ネットに触れるように蹴る事。ゴールラインから始めて、ゴールエリア、ペナルティーマーク、ペナルティーエリア、ペナルティーサークル、センターサークル、ハーフウェイラインの順番で距離を延ばしていこう。次の位置に進む前に3回は成功させる事。
ハーフウェイラインまで行ったら、さっきの順番を逆に辿ってゴールに近づいていこう。もし友達とやっているなら誰が一番に終わらせる事ができるかを競うのも楽しい。

浦和レッズでやっているバー当てもいい練習だよ。更に挑戦するなら、ただ当てるだけじゃなくて当てて跳ね返ったボールが地面に落ちる前にボレーでゴールに決めるのもいい練習だよ。負けたほうがお昼をおごるっていう感じでね。

狙う場所はどこでもいい。エリートトレーニングではバスケのゴールにループパスを入れようとする。すごく難しいけど、浮き球パスを繰り返し練習できるからすごく役立つよ。

これらのアドバイスが、アイディアの足しになって技術の磨きに役立てる事を願っているよ。2ヶ月やって、自分の成長を確かめてみて。

それでは頑張って。

Leigh Manson
リー・マンソン


コーチへの質問:「選手をやる気にさせるには」

Asahi-HS-2002「チームに、練習中やる気を出さない人や、ふざける人が、います。何回か、強くまじめにやるように、言いましたが、全然聞く耳を持ってくれません、どうしたらよいでしょうか。」

これはいつでも難しい問題だね。でもいくつかのアイディアがある。

例えばトレーニングをより活発化させてふざける間もないほどにする。2vs2 から6vs6まではスモールサイドゲームの分類に入るからこの類のものを繰り返すのも一つ。長い列に並ぶと集中が切れてふざけはじめてしまうのは世界共通だと感じている。

個人的にはなるべく一人一人の選手がアクティブに動いていれるようにトレーニングを工夫している。例えば30人選手がいたら、何を使ってでもいいからゴールを3つ作ってやるようにする。2つのゴールで15人並んでいるより、6個の適当なゴールで5人で回すほうがよっぽどトレーニングになるし忙しいからふざける暇もなくなる。

だからこのような工夫は人数とグラウンドの広さなど次第になる。回転が速ければ速いほど指導側も少し大変になるが、一度全体を集めてデモを行ったあとにはシンクロコーチングでもいいと思う。ふざけ始めやすい選手をデモに使うのも効果的。
デモは、言葉だけで伝えようとするよりもより効果的でインパクトがある。これは忘れないようにしてもらいたいと思う。

それでもふざける選手には、トレーニングから外してバラバラに座らせ、練習したいって思った時に参加していいか聞きにくるように言う。これはスコットランドでは効果的だった。ふざける選手も、結局はサッカーがしたくて仕方ないから。

もし関東/関西圏内に住んでいるなら、一度エリートトレーニングを予約してみて欲しい。ピッチ上で実際にお見せしたいと思う。

より詳しくはこちらから

健闘を祈る!

リー・マンソン


コーチへの質問:「ロングボールが飛びません。どうしたらとぶのでしょうか?」

「ロングボールが飛びません。とくに走りながらだとゴロではないのですが膝の高さまでしか上がりません。どうしたらとぶのでしょうか?それとDFのときの体の姿勢はどのくらいの高さがよいのでしょうか?」

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これを解決するには、ボールの置き場が鍵となる。ドリブルでボールを運びながら、ロングキックを蹴る時に少しボールを自分の身体よりも内側に運ぶことでスウィングがしっかりボールに当たる。

しっかり降り足を上げたらしっかり振り切る。その時に軸足がきちんと蹴りたい方向に向いている事。ボールの下半分だけを意識してそこに足が入るようにする。身体をそらして蹴るとボールは自然と上がって行く。鋭い角度でボールを蹴り上げたい時にはボールの真下をとらえるように蹴る。

距離を出すための秘訣はタイミング。
そのためにもボールを自分から離すことが大事なんだ。ウェイン・ルーニーがサイドをスイッチする時に出すロングボールはまさにその通りのものだ。自分の足元にあったボールを少し自分から離してから蹴る。膝下の振りの速さも出せる距離に関わる。

狙い通りに蹴るためのテクニックについては反復練習しかない。一ヶ月毎日続けて、距離をはかれたらはかってみるといい。練習する時は必ず狙い所を定めて毎回そこに蹴れるように練習しよう。そのほうが練習になるし、やってても楽しいと思う。

がんばれ!
リー・マンソン


コーチへの質問: 決定力を向上させるトレーニング

「中学校でサッカー部を顧問しているものです。
チームとして攻撃の形が見えてきたのですが、どうしても点が入りません。決定力を向上させるトレーニングはあるのですか?」

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このことは僕も同感。年間1 万人以上の選手を見ているが、どこのチームでも同じ問題が浮上する。ビルドアップは素晴らしいし、シュート練習だけさせればもの凄いシュートも飛ぶのに、実践で決まらない。なぜか。シュートの狙い所が問題なんだ。

選手に、徹底的にファーポストを狙う事を指導してみてください。そこに選手がつめていることも忘れないように。狙ってそうなってるのか本当はファーポストを狙ってるのか分からないが多くの選手がニアポストに打ってしまってる。ファーすぎて枠外にいってしまうほうがニアに打ってしまう事よりもはるかにいいだろう。

あとは、最低週に1回はスモール・サイド・ゲームを取り入れて、4vs4にキーパーをつけて長くても40mのピッチでゲームをさせる。どこからでも打っていいルールにする事でシュートへの意識が高まる。

もし関東か関西に住んでいるならば、ナイキ・エリートトレーニングをする事が可能だからこちら から申し込んでください。このメニューを実際にお見せします。

グッドラック!
リー・マンソン


コーチへの質問: 朝食をきちんと食べない選手がいます。どんなアドバイスをしたらいいでしょうか。

あまり聞かれないタイプの質問だが、「栄養と水分補給」は、見落とされがちだがとても大切だ。単刀直入に言えば、乏しい食生活がどのようにその選手のパフォーマンスを落としていくかの知識を与える事だね。直接朝食を持って行ってあげる事以外にできる事といえばそうなるかな。

正しく食べる事がどのように試合や練習で役立つかというと:

  • より長く、激しくトレーニングをする事ができる
  • 高い質のパフォーマンスを保つ事ができる
  • 疲労を遅らせる事ができる
  • 試合やトレーニング後の疲労回復が早くなる
  • 怪我のリスクを減らす

サッカー選手として真剣ならば、高いエネルギー源が必要であり、それは食事からしか得る事ができない。

Felt Food - Breakfast - Pancakes, bacon, eggs and sausageこれを友達に聞いてみるといい。

速く走りたいか?
長く走りたいか?
高く跳びたいか?
もっとたくさんタックルしたいか?
相手との接触で負けたくないか?

もし答えが「はい」なら、まずは正しく食べなければならない。

正しく食べないと、足の筋肉内のグリコーゲンレベルが下がって、きちんと食べている時と比べて25%の運動量を失うことになる。これはサッカー選手にとっては致命的だ。
炭水化物を貯蓄しておくことで筋肉内のグリコーゲンが増え、より長く激しくプレーする事ができる。

代表的な炭水化物は

  • パン
  • パスタ
  • お米
  • じゃがいも
  • シリアル(コーンフレーク)

上記のものは、でんぷん質の炭水化物で吸収が遅いため、朝食にとるのがベスト。

即効性のある炭水化物には、

  • ビスケット
  • ケーキ
  • お菓子
  • ソフトドリンク
  • 牛乳
  • フルーツ
  • ヨーグルト
  • はちみつ

しかしこれらには高い飽和脂肪も含まれるから、ビスケット、ケーキ、お菓子や甘いドリンク、チョコレート、ファーストフード、バターなどはサッカー選手としてはなるべく少量に抑えるほうがいい。

タンパク質は強さやエネルギー、また骨や筋肉の成長を助けるとても大事な栄養だ。

例えば

  • 赤身や白身の肉
  • シリアル(雑穀、ライ麦)
  • 種やナッツ
  • 納豆

そして、繊維は消化を助ける。

フルーツ(理想としては一日5個まで。例えばバナナ2本、りんご、オレンジ2個など)
皮がむかれていない野菜が繊維摂取にはベスト。

塩分は控えるように。
塩分が足りなくなると足をつったりする事があるとも言われるがフルーツ、サラダ、野菜をとっていれば塩分不足にはならない。

必要以上に飲む事。

のどが乾いたと感じた時にはもうすでに脱水状態に近づいている。脱水状態では疲労がたまり、集中力が低下し、パフォーマンスが落ちる。
トレーニングでは500mlの炭水化物と電解質が含まれたスポーツドリンクをこまめに取るのがベスト。

前後もお腹がたぷたぷになるまで飲まないように、あくまでもリフレッシュするために飲む事が望ましい。

この質問に対する答えのキーポイントとしては、正しい食生活をおくらない=エネルギーレベルが低い=パフォーマンスレベルも低いという事だ。

Leigh Manson.


コーチへの質問: どうやったらゲームを読めますか?

サッカー選手として多くの選択肢を持つことは大事なこと。遠慮をせずにプロコーチ達に質問しよう。

Reading the Game 「ゲームを読む」

このテーマは私にとって、とても思い入れのある課題だ。私は数多くの優れた日本人プレーヤーを見てきている。そして彼らは素晴らしい技術を多く持っているのにもかかわらずゲームへの理解とまだ繋がっていないのだ。

昨年、私はNike Elite Training Liveというプログラムで中高生を10,000人コーチした。そこでは君たちがいつも使っているグラウンドや設備で君たちと出会うという機会がある。そして先程も述べたように皆の技術の高さにはいつも驚かされる。だが、ゲームという状況になってくると、「おっとちょっと何か違うぞ!」となってしまう。

イングランドでは”How”「どうやって」、”When”「いつ」、”Where”「どこ」をプレーヤーが学ぶことが必要だと言われている。オランダではTIC、”Technique”「テクニック」、”Insight”「洞察力」、”Communication”「コミュニケーション」。そしてヨーロッパ内ではどこも同じことをいうだろう。しかし、日本ではテクニックとセットプレー、それに予測される動きに重点を置いているように感じられる。私は日本がサッカーで世界的なパワーを発揮できると信じている。そして日本には完璧なU12トレーニングがありとてもよい結果がでている。だが13-18歳のトレーニングは変える必要がある。

君たちに必要なのはゲームを読むこと。これを習得する為にできることは、ただ一つだけ。「ゲームをプレーする」ということ。いいニュースだと思わないか?少人数制のチームでプレーするというのはどんなことよりも大事だ。もうほとんど見かけなくなってしまったストリートサッカー、私がこどもの頃はみんなこうやってサッカーを体で覚えたんだ。週2回は地元のプロチームのユースとしてトレーニング。でも、毎日友達と外に出て、家の前の道路だったり、近くの公園、駐車場(危ないからやめよう)、学校の校庭、そして友達だけじゃなくてプレーしたいやつは誰でも仲間に入れる。日によっては一対一、でも常識破りの15対15になったりもする。一日中プレーして120-121なんてスコアもあった。楽しそうだろう?誰もいないだって?そんなことは気にしない。今度は壁がパートナーだ。私の原点でもあるストリートサッカーはここ30年で大幅に変わってしまった。今は決められた練習やコーチングがほとんど。別に悪いわけではないがプレーも必要だ。

どうしてゲームが読めるようになるためには小さいチームでするのがよいのか。

  • まず、ボールに触れる回数が多いこと。
  • 二つ目は、練習テーマをもっと実践できる機会が増える。
  • 三つ目は、コーチと君たちとの関わりが増える。

スタートするのに最もよいフォーマットは4対4、ボールを得たチームがディフェンスに1人、左右にミッドフィールドそうしてストライカーとダイヤモンド型のフォーメーションを組むことができる。これは最小人数でフィールドの幅と深さを体感できる鉄板のフォーメーションなのだ。そして、実際に11対11でのゲームで起きるのがこのフォーメーションでもある。ここからはこのフォーメーションを好きなように使える、テーマごとにポジションを変えてみたり、ゴールのサイズを変えたりして、シュート、ディフェンス、サイドチェンジなどを練習、体感できる。

もう一つの例も出そう(これは攻撃側にストライカーを3人使いたいので4対4を使わない)。まず、幅はフルで使い、40mのフィールドをセットアップする。マッチサイズのゴールを二つ使いディフェンスチームのゴールにキーパーを一人。ディフェンダーは3つのポジションに配置される、ゴールエリア・右サイド・左サイドゲームは攻撃3に対してディフェンス1の3v1でスタート。どう攻撃するかは自由に判断する。もしパスが出たら2人目のディフェンスが参加、もしディフェンスもしくはゴールキーパーがボールを奪ったら3人目のディフェンスがカウンターアタックに参加する。

このミニゲームで沢山の状況判断の機会を得ることができる。シュート打てるか?フリーマンはどこにいる?どこにパスを入れる?ボールをどう受けるか?他にもカウンターアタックを防ぐには?など延々と続くほどゲームを読む必要のある場面が繰り出される。

でも必ずリアルな試合を意識したスピードや激しさにこだわり、ボールや動きのスピードが速いゲームを読む練習をしてほしい。DFがタックルをかますぐらいいいゲームをしてくれよ。

これは数あるSSG(スモール・サイデッド・ゲーム)の中のたった一つだ。実際にやって体感してみたいと思うのなら是非Nike Elite Training プログラム(無料)に申し込んで僕らを呼んでくれ!一緒にプレーできるのを楽しみにしている!
実際のゲームでのプレーに取って代わるものは何も無い、ということは覚えておいてくれ。

申し込み先はこちら

グッドラック!

リー・マンソン


コーチへの質問: どうやったら走るスピードを改善できますか?

サッカー選手として多くの選択肢を持つことは大事なこと。遠慮をせずにプロコーチ達に質問しよう。

Q: 相手がスペースに走って行くときに追いつけるようになりたい。どうやったら走るスピードを改善できますか?

これには2つの要素があるね。まずは、リアクションと素早いファーストステップ、そしてゲームを読む。

サッカーでは100メートル走のオリンピック選手である必要は無いんだ(でも、走るのが速いのはいいことだ)。サッカープレーヤーとしては5-10m感覚の瞬間的なスピードが最も必要とされている。これは自分ひとりでも練習して習得することができる。プロのクラブでもスピードトレーニングは一週間に一度か二度行われる。新鮮な状態で臨めるようスピードトレーニングは練習の最初に入れるといいだろう。どのスピードトレーニングも密度の高さは上達するためには不可欠でありもっとも重要とされている。質の高いトレーニングにするには回数を少なめにして、リカバリータイムを長めにするとよい。たとえば、私たちのElite Trainingでは4-7ランを3~4セット、それに45秒~3分間のリカバリーを間に入れている。

ダイナミック・ウォームアップやドリブルもいいだろう、血液の流れもよくなって方向転換などの動きの練習になる。

練習のテクニックは何種類もあるからwww.nikefootball.comで私たちのスピードメニューを見れば、短いシャープな動き、ボールありとなし、ファーストステップ、方向転換、など色々と試合で実践できるものがある。

それから、スタートするポジションも変えて練習することができるし、体力をつけることも重要だ。座ったポジションからのスタート、仰向けになった状態からのスタート、もしくは2~3回ジャンプしてからのスタート。これらはすべてプロのクラブがバランス感覚と体力をつけるためにも使っている練習メニューなんだ。

トップレベルに到達するには何人かのプレーヤーと一緒に練習するのがいいだろう。一人は「ゴー!」などの指示を与え、瞬発力を磨く。自分を人と比べることは推奨しないが順番に練習している別のプレーヤーがいると自分のリカバリータイムに相手が何か他に役立つことをしているかなど観察することができる。

先ほど言ったように、Nikefootball.comにたくさんのメニューを記載しているのでテクニックの内容はここまで。

相手がスペースに走って行くときに追いつけるようになりたい。どうやったら走るスピードを改善できますか?(オリジナルの質問)
前回に続いて、スピードを改善するには第二に「ゲームを読む」事が不可欠だ。あるコーチが私に「優れたディフェンダーはタックルする必要がない」と言ったことがある。私は「えっ!!」とすごく驚いたのを覚えている。もちろんタックルは必要。でも、そのコーチが言いたかったのは、ゲームを読むことができれば相手のパスを途中で阻止したり、奪ったりできるということだ。もちろんそれは可能。私がよく知っているのはマンチェスター・ユナイテッドのRioとVidicの二人だ。とくに若かったころのRioはこのスキルに特に優れていた。

これは、どこに自分の体をポジショニングするかで決まってくる。ボールを見ているだけではなく、相手が君を振り切ろうとするときは自分を相手プレーヤーとボール両方が見えるようにポジションを変える。もし難しければ両方を交互に見るしかない。

ほとんどの若手プレーヤーはこのポジショニングを実践していないため、ボールや相手に反応するときはもうすでに遅いという状況に陥ってしまうことが多々ある。先に行動しよう。相手プレーヤーの集中力とバランスの邪魔をしよう。軽く押してみたり、パスが回ってこないうちでも相手プレーヤーの一歩前に出たりしてみたらどうなるだろう。プロなどのハイレベルプレーではこんなことは日常茶飯事、怖がることはない。ディフェンスのみんな主導権を握れ!相手ストライカーに権限を与えるな!

役に立ったかな。グッドラック!

リー・マンソン


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