どんな個人練習も君のテクニックや集中力を高めるのにとても役立つよ。
そして、ボールと遊ぶ楽しみも感じることができると思う。
幼い頃、自分が育ったスコットランドの小さな田舎町では、みんな遊びながら上達していったものだけど、個人技術が身につくというよりは友達同士で本気の勝負をしていた感じかな。
グラウンドに行かない時はテレビなんてそんなに見られなかった時代だし、ストリートに出て自分達でいろんな工夫をしていた。
いくつか紹介するけど、これを元にルールを変えて自分のものにして欲しい。
一番単純なのは壁に当ててトラップだね。
実はこれでも沢山のテクニックを磨くことができるよ。
最初ボールスピードは緩めにして、跳ね返ったボールの正面に入って、いいファーストタッチを心がけよう。
それから左右両足でパスもトラップもする事も忘れないで欲しい。
トラップについて。
いくつかトラップのポイントを意識してみよう。
ボールのコースに入る。
早い段階で正面に入るよう心がける。(多くのトラップミスは足を伸ばしてトラップした時に起こる)
身体のどの部分でトラップするかの判断。
タッチの瞬間にボールの勢いをしっかり殺す。
パス
インサイドパス
パスの相手に向かったライン上で押し出す。
軸足もボールの真横でパスの相手に向いていること。
ボールの真ん中をとらえ、インサイドを開き、足首を固定し、体をかぶせ、
けり足の振り切る方向は身体を横切るのではなく、パスの相手に向かって振られていること。
強いパス
30℃の角度でボールに入る
軸足はボールの真横か、浮かすなら少し手前あたり。
足首を固定して、インステップ(靴ひもの部分)でとらえる
振り切る足はあくまで相手に向かっていること。
練習
壁から10メートルの距離でインサイドパス→インサイドトラップを左右両足で。
(ここからトラップにアレンジを入れていく。)
足裏トラップ。
アウトサイドトラップ
左足インサイドトラップ(右足の蹴りやすい位置に)→右足インサイドパス。
トラップの前に身体を45℃開き、トラップと同時にターン。
身体を開くことは次へのプレーの選択肢を広げるとても大事なサッカーの動きだから身につけよう。
ここからはパス&ゴー。
パスを壁に当てたら後ろに5メートルほどさがってボールに向かいながらトラップ。
動きながらのトラップも上記のような様々なトラップと組み合わせてもいい。もしくはトラップ後にドリブルで運んでもいい。
壁から少し離れた位置からインサイドパスで当てる。
今度はそれをトラップではなくダイレクトでパス。
リズムよく右・左と交互に使って何回続ける事ができるかな。
距離を5メートルずつ伸ばしていったり
スピードを上げたりして常にチャレンジしていこう。
次はインサイドパスとトラップの練習方法。
壁から5mぐらい離れて立つ。
自分の目の前にボールを置いて始めよう。リフティング3回したらインサイドボレーで壁に向かって蹴って、戻ってきたボールを地面に落とさずにトラップする。
次のトラップを上の方法でやろう
左足 10回
右足 10回
左足裏 10回
右足裏 10回
左もも 10回
右もも 10回
胸 10回
左肩 10回
右肩 10回
頭 10回
例えば左ももでコントロールしてから右足でトラップする、みたいに組み合わせて練習するのもいい。
出来るようになってきたら、戻ってくるボールの高さ、スピード、距離を変えてみて。壁に背中を向けて始めて、リフティング3回したらそのまま壁に向かって後ろに蹴って、ターンして戻ってくるボールをトラップするのもいい。ナイキエリートトレーニングではシュート練習する時にこの方法を使っているよ。
だから壁とボールと君がいれば色々な事ができるんだ。
個人でロングパスを練習したい時は、ゴールをめがけて蹴るのがいい。その時ボールがゴール手前で落ちないように、直接ネットに触れるように蹴る事。ゴールラインから始めて、ゴールエリア、ペナルティーマーク、ペナルティーエリア、ペナルティーサークル、センターサークル、ハーフウェイラインの順番で距離を延ばしていこう。次の位置に進む前に3回は成功させる事。
ハーフウェイラインまで行ったら、さっきの順番を逆に辿ってゴールに近づいていこう。もし友達とやっているなら誰が一番に終わらせる事ができるかを競うのも楽しい。
浦和レッズでやっているバー当てもいい練習だよ。更に挑戦するなら、ただ当てるだけじゃなくて当てて跳ね返ったボールが地面に落ちる前にボレーでゴールに決めるのもいい練習だよ。負けたほうがお昼をおごるっていう感じでね。
狙う場所はどこでもいい。エリートトレーニングではバスケのゴールにループパスを入れようとする。すごく難しいけど、浮き球パスを繰り返し練習できるからすごく役立つよ。
これらのアドバイスが、アイディアの足しになって技術の磨きに役立てる事を願っているよ。2ヶ月やって、自分の成長を確かめてみて。
それでは頑張って。
Leigh Manson
リー・マンソン




